おくるみのブログ(月: 2015年9月

2015年9月8日

お任せラッピング3

ご主人さま50歳のお誕生日にお任せラッピングをご注文いただきました。

・クリエイティブ系の仕事柄パッケージなど重きを置く
・年齢の割に若々しいイメージ
・基本的にシンプルかつナチュラルなものを好むが、伝統的な高級なものを好む傾向がある
という情報が備考欄に書いてあります。

ご注文内容
ラッピング:お任せラッピング コンパクト
雰囲気:高級感,シンプル,ナチュラル,大人っぽい,可愛らしく
カラー:ブルー系
ギフトボックス:購入する
箱詰めオプション:お店に任せる
ご依頼品の中身:ボールペン2箱、カシミアのマフラー

うーーーん。クリエイティブ系のお仕事と聞くと緊張してしまいますね~。
紙の種類はたくさんありますが、ご主人様が驚いてくれるのはどんなものだろう?
箔押し?エンボス?ラメ印刷?など特殊加工されたものは普段お仕事で見慣れてるかも知れないので素材自体が面白いもの!!
だったらスエードのような、毛皮のような、起毛したフランス製の紙があるのでそれにしようと思いました。
紙そのものが変わっているので包み方やリボンはテクニックに走らず、いい素材ほどシンプルに。
リボンの青はリクエストカラーです。

P1150752

可愛らしさは箱詰めオプションでだしてみます。外側のラッピングと色やテイストのバランスをとりながら、ストライプリボンをペンに掛け、もう一方は箱を開いて中身を見せるようにしました。そして水玉のインナーペーパーで可愛らしさをプラス。

なかなか良いものができたのではないでしょうか。
お客様に写真をお送りすると「現物が届くのが待ち遠しい」とメールくださいました。

笑顔あふれるお誕生日になることをお祈りしております。
この度はありがとうございました。

P1150753

2015年9月4日

お任せラッピング2

再びお客様よりラッピングのご感想をいただきました。
早速ですが紹介いたします。

「夜分遅くに失礼します。無事に商品を受け取りました。
丁寧な梱包や紙袋等のお心遣いをありがとうございます。

実物は写真で見るよりもずっと素敵なラッピングで、思わず受け取ってすぐに車を走らせて祖父母の家に向かってしまいました(笑)
プレゼントを渡した瞬間の驚き顔はなかなか忘れられそうにありません。塞ぎがちだった祖母ですが、おっかなびっくりラッピングを解いていく姿や、ころころ変わる表情は少女のようでした。本当にありがとうございます。

折り紙の好きな祖母らしく、ラッピングペーパーも綺麗に畳んでしまっていました。テープの使用を控えて下さったのがここまできくとは思ってなくて、細やかな気配りに感服しきりです。
キャメルのラッピングもチョコレートを彷彿とさせて可愛くて、今から渡すのが楽しみで仕方ありません。

この度は素敵なラッピングをありがとうございました。近々身内の成人祝いがあるので、またお任せすると思います。その際はぜひよろしくお願いいたします。」

帰宅後すぐにメールを送ってきてくださって、早く伝えたいという気持ちが伝わってきて嬉しくなりました。そして!手にラッピングを持ったお婆さまの写真も送ってくださったんですよ!!写真を見ていると、お婆さまの少女のような表情&おっかなびっくりという情景が目に浮かぶようです。そして実際に受け取った方のお顔が見れる機会は普段ないので、まるで自分もそこにいたかのような温かさが伝わってきます。

今回はお任せラッピングキャメルというラッピング2点をご注文くださいました。
お任せラッピングは81歳になるお婆さまのお誕生日に、もうひとつは20年以上お付き合いのある友人のお誕生日に。

お婆さまは最近足と目が悪く、家にこもりがちなので驚かせたい、雰囲気は色つき眼鏡をかけた、いいとこのお婆ちゃんと備考欄にありました。仕上がりの雰囲気は和をお選びでしたが「色つき眼鏡=お洒落な雰囲気」をイメージしたので、和と洋のテイストが融合したモダンなラッピングにすることに決めました。

するとお婆さまが昔、このラッピングペーパーのような柄の折紙を集めていたということが判明しました。通常ラッピングは綺麗な状態に保つため両面テープをサイドにも貼るのですが、この紙も大事にしまっておくかも知れないと思い、テープの使用は必要最低限にしました。両面テープを使わないとピシッとした仕上がりにならないこともあるので、ラッピング材料との相性にもよりますが、今回たまたまそのようにできたので良かったです。

この度はご注文ありがとうございました。

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お婆さまへのプレゼント。金魚が涼しげに泳ぐ枡。

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お友達へのプレゼント。バッグにとりつけるチャーム。

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荷物を送ってくださったとき、とても可愛らしく包んできてくれました。ストライプのメモ用紙に、キュートなマスキングテープ。私はそれがとても嬉しくて写真をパチリ。

2015年9月2日

ご褒美

おくるみ一周年のご褒美に鋏と刃物を買いました。
日常のなかに美しい道具があれば、手にとるたび、触れるたび嬉しい気持ちになれます。

金の持ち手の鋏は、ラッピング屋さんで働いていたときの同僚にプレゼントしたもの。
私も欲しくなって、同じお店に買いに行きました。
すると持ち帰らずにはにいられなかった、くじらの刃物との出会い。

高知県で手作りされている鉄製のナイフ。
包丁用の砥石で研げるので一生お付き合いができそう!わーい。

最近は出会うときがきたら、向こうからやってくることを実感しています。
新しく何かを始めたいけど時間がないときや、アイディアが煮詰まらないとき
それは「まだそのときじゃない」んだと思います。
焦らず心をオープンにしていれば、いつかやってくる。

毎日の生活は決して無駄な日々ではないし、
やってきたときにキャッチできればそれでいいような気がしています。

くじらナイフも向こうからやってきました。
ゆっくり、ゆっくり、焦らず丁寧に日々を過ごしていきたいです。

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