おくるみのブログ(投稿者: okuru-me)
出産祝いのオーダー
この度はじめてラッピングのオーダーをいただきました。
といっても友人たちからですが
代金を頂戴しているので、正式なオーダーです。
内容としては出産祝いのラッピングです。
生後6か月の女の子と両親へおくる品物は
オーガニックコットンのバスローブと
もうそろそろ始まる離乳食の野菜フレークでした。
子育て中のお母さんたちがえらぶ贈りものはとても実用的なもの。
子ども用のバスローブは子どもをお風呂から上がらせるとき
自分の身体を拭くまもないし、自分の身体が濡れていては
子どもも濡れてしまう・・・だからさっと羽織らせることができるバスローブは
大活躍するそうです。しかも3才を過ぎても使えるといいます。
離乳食の野菜フレークは
乾燥しているフレークをお湯にとくだけの簡単なもの。
国産で余計な添加物は入っていないから
安心だし、忙しいお母さんにとっても便利でありがたかったそうです。
くまさんのフードがついている可愛いバスローブ。野菜フレークはかぼちゃ、じゃがいも、とうもろこしなど甘味があって優しい味ばかり。
ラッピングは可愛らしくカラフルなものにしました。
元気に育ってくれるように・・・と元気な色づかい、そして柔らかい女の子をイメージしています。
最後にバスローブですが、子供が産まれてバスローブを自分用に買ったというお母さんが
二人いました。子供とおなじくさっと濡れたまま羽織れば、
バスローブがタオルの役目をしてくれて
身体を拭く時間も短縮できるし、風邪をひかなくていいそうです。
子ども用のバスローブをプレゼントされるときは
お母さん用もプレゼントしてあげると
気の利いたプレゼントとなりそうです。
魂とつながる旅
自分の魂と繋がるためのワークショップに参加しました。
わたしは他人を愛すること、自分を愛することはどういうことなのかと
この頃ずっと考えていました。
他人を愛することは自分を愛し、許し、認めることから
はじまるのではないか。ただ自分を愛することって当たり前のようで難しい。
普段わたしたちは自分と他人を比べて、評価したり、批判したりしますが
評価の基準もあいまいで、凝り固まった考えや常識で判断しがち。
でも自分のありのままを否定せず、嫌な感情もコンプレックスも認め許してあげる。
自分という他にはない個性を受け止めることができたら
どんなに幸せだろうか・・・そんな答えを
今日のワークショップで見つけられる気がしたのです。
内容はオリンという宇宙の集合体と繋がる
スピリチュアルな内容だったのですが
とくに難しいものでもなく、怪しいものでもなく
自分というものに意識をむけ、宇宙から流れてくるエネルギーを
受け止め、地球という大地に流すイメージで瞑想するといったものでした。
ラッピングのことと何の関係が!?
と思われそうですが大ありだったんです。
ワークショップが始まる前から
空間の心地よさで呼吸が深くなり、まるでヨガをしたあとの清々しさ。
自己流の瞑想は普段行っていましたが
いろんな雑念がよぎるし、それはそれでいいと思っていたんです。
ですが今日の瞑想は全然違ったんです。
そのオリンというものを感じたら
黄金の光が全身にミストのように降りそそぎ、
わたしを優しく包み、その後は無の境地にはいっていきました。
無の意識で真っ暗闇の中にいるのに
温かく、何かに守られているような心地よさが全身を包んでいました。
眠る前の一歩手前でまどろんでいるような心地よさとでも言いましょうか。
瞑想が終わって、これはお母さんのお腹の中にいる胎児のような感覚と
似ているというか、そこから抜け出したくないような
温かさだなと思ったら、ハタと気がついたのです。
ラッピングを通して温かさを与えられているのは自分のほうだと。
お客さまが誰かを喜ばせたいという愛に触れて、
ラッピングしているときの私はまさに胎児がお腹の中にいるかのような
心地よさでいっぱい。
「おくるみ」は温かさで人を包みたい、
はじめて子供の生命が誕生したとき、母親が自分の子供にしてあげれる
最初の愛の行動は、おっぱいをあげることでもなく、
おくるみで包むことであることから衣食住のなかで「衣」が最初にくるとも
言われています。そんな思いもあり、屋号を「おくるみ」と名付けました。
これまでは贈りものを通して温かさで人を包みたい・・・って思っていたのですが
たくさんの愛に触れることができて、温かさで包まれているのは私のほうでした。
ラッピングをしていると魂が喜んでいるような気がして
そしてそれが自分を愛することにも繋がってくるように思います。
私にとって包む行為は、愛を与えられることでもあり、
愛をカタチにすることでもある。
そんな喜びや大事な愛に触れることができる仕事とはなんて幸せなのだろう。
「おくるみ」はこれからはじまる。
いろんな愛に出会えることが楽しみです。
母からの贈りもの
誕生日に母から贈りものが届いた。
それはお花のアレンジメントだった。
鮮やかな黄色のチューリップに
菜の花やミニバラがアレンジされている
春を告げるようなお花たちだった。
きっと母は私が小さい頃
チューリップが大好きで庭先でいつも
チューリップの曲を歌っていた思い出から
その花を選んだのだろうと思う。
大人になっても母の思い出の中には
小さな私がいる。
そしてお花の贈りものはなんて心を穏やかに
嬉しくさせるのだろうと思う。
いつまでも眺めておきたくなるような
愛おしい気持ち。
贈りものは
大切な人への幸せと健康を願う愛のカタチだと思う。