おくるみのブログ(月: 2015年12月)
ワインのラッピング
ご結婚祝いですが渡す時期がクリスマスに近いということでクリスマスラッピングを承りました。ご依頼品はワインとクッキー。箱詰めオプションをご希望でしたので、ワインの首にはクリスマス用のオーナメントを付けました。
このプリントペーパーは楽譜やサンタなど様々なクリスマスモチーフが描かれていて、楽しくてつい歌を口ずさんでしまいそうなことから「クリスマスソング」と名付けましたが、クリスマスの歌のことをクリスマスキャロルと言うのだそうですね。先日クリスマスを辞書で引いてみたら隣にあって初めて知りました。クリスマスキャロル=稲垣潤一さんのイメージだったので、あの歌そのものがクリスマスキャロルだと思っていたんです(恥)。
悲しい曲が多い日本のクリスマスソングと比べ、外国の曲は楽しいものや神聖なものばかり。イエスキリストの誕生日という、宗教的なお祭りですから恋人と過ごす日本のものとは全く違うのですね。
クリスマスは一説によると太陽神の復活を祝うお祭りと言われているそうです。2015年の冬至は22日でした。だんだんと陽が長くなって、温かくなり、植物が育ちやすくなり、それはすなわち命を繋いでいくということ。
最近は神様って太陽なのではないのかと思うことがあり(神道ではそうです)、なんだか納得。宗教は違っても世界中で陽が長くなることを一緒に祝えたら、それはそれで素敵。日本ではそれが元旦なのかなと思うこともしばしば。冬至やクリスマス、元旦が近いことって何か関係があるのでしょうか。もっときちんと知りたいです。
フォトフレームのラッピング
ご結婚祝いのラッピングにフォトフレーム2枚をお預りしました。上の写真は箱詰めオプション320円を適用したものです。大小サイズの異なるフレームがそれぞれ箱に入っていましたが、箱から出したほうが体裁がいいのでそのようにご提案させていただきました。
フォトフレームが上下に2枚重なっていますが、ガラスなので傷つかないよう一度薄いペーパーで包んでから、フレームとフレームの間にエアパッキンを挟んでいます。配送の段階でフレームが動いてしまわないよう、リボンを2枚に結んで固定させたら完成です。ご結婚祝いらしい清楚な仕上がりになりました。
→レース模様の薄紙は透け感があるので、フォトフレームのデティールがうっすら透けて何ともいえない上品な雰囲気
→組合せラッピング「ゴールドに水色のリボン」
ペーパーのラッピング
お任せラッピングでクリスマス用のオーダーを承りました。
お預りしたものは、小さめにカットされた沢山のラッピングペーパー。カード作りが趣味のお母様にクリスマスプレゼントのサプライズだそうです。紙が大好きで、普段めずらしいペーパーは綺麗にとっておいてカード作りされるとお聞きしましたので、なるべく両面テープを使わないで仕上げました。
またギフトボックスはイタリアフィレンツェの工房で作られているペーパーCarta Vareseの貼り箱。商品ページには掲載していないものですが、カード作りがお好きな方であれば素材を入れるボックスとして楽しく使ってくださると思ったのでお勧めさせていただきました。
仕上げの雰囲気などすべてお任せでしたので、大人っぽいクリスマスに。たくさんのラッピングペーパーに触れて、目が肥えている方でしょうからまずはペーパーを選びました。細かいラメが練り込んであって、茶色ベースに黒で植物柄が印刷されたシックで落ち着きのあるペーパーです。ドライフラワーのオーナメントに合わせるリボンは透け感のあるワインレッドをベースに持ってきて、オーナメントのボリュームに負けないであろう蔦柄の太リボンをもう1本に選びました。「大人っぽくて、華やかで、上品で、落ち着きがあって、心がトキメク」そんな言葉を散りばめながらお包みさせていただきました。
きっとこの贈りものは楽しい時間のプレゼント。紙が大好きなお母様にカード作りがもっと楽しくなるように+ウキウキしながらラッピングをほどいてほしい、そんな想いがたくさん詰まっているのだなあと感じました。プレゼントというとあげる品物をいちばんに考えてしまいますが、こんな時間の贈りものもとっても素敵ですね。ラッピング喜んでいただけますように!
有難うございました!