2015年7月15日

出産祝いをもらってみて

前回「もらって嬉しかった出産祝い」というコラムを書きましたが、私が実際に出産祝いをもらって感じたことを書いてみます。有難いことにたくさんのお祝いをいただく機会があり、出産祝いで迷っていらっしゃる方への参考になればと思います。

貰って嬉しかった、すごく役立った、ちょっと困った、という感想は個人の好みや生活スタイルによって全く異なりますが、相手が喜んでくれるプレゼントを探すというのは本当に難しいものです。子育て経験があったり、出産を終えた本人と親しければ好みや、アレは持っていそうだなど考えられますが、それでも迷ってしまうもの。ましてやパパのお友達は、メインで子育てするママの欲しいものなんて分かりませんよね。パパだって何が必要か分かっていないことがほとんどです!

出産祝いを貰ったのは、自分の友人、夫の友人、親や親戚、会社関係、義両親の親戚・友人でした。私も子供を産むまでは子育てに役立つものなんて分からなかったですし、ましてや異性、子育て経験があっても年代が違うと、プレゼントを選ぶのは相当悩ましいのではないでしょうか。

1.分からなければ聞いてみる
有り難かったのは「何か欲しいものある?」と聞いてくれたこと。ただやみくもに「欲しいものある?」と聞かれても、相手の予算はどのくらいなのか分からないので「靴、ブランケット、食器は持ってる?他にリクエストあるなら教えてね!」と伝えてあげると良いでしょう。相手も予算感が分かり、リクエストしやすくなります。出産祝いのアイテムは重なってしまうことが多いので、気軽な関係なら大丈夫。プレゼントの中身はバレバレですが、使えるものを贈りたい場合は思い切って聞いてみるというのもアリです。私はそれでスリング、麦わら帽子、靴をプレゼントしてもらいました。

2.いくつ貰っても困らないもの
絵本はいくつ貰っても困らないものです。内容が重なることはそうそうないですし、名作の絵本は今も昔も変わりません。子どもは絵本が大好きですし、価格は1000円前後なので気軽にプレゼントできます。音の出るメロディー絵本もおすすめです。ママの好みで選んでほしいのなら図書カードもいいでしょう。
もう1つは、おもちゃ。これもいくつ貰っても困らないものですが、キャラクターものは嫌だとか、木のおもちゃがいいとか、大きいと置き場所に困るとか、意外に両親のこだわりが出るようです。好みに合わせたものを選びましょう。

3.当たりハズレのある洋服
洋服は貰って嬉しかった、センスが合わなかったなど賛否両論あるアイテムです。サイズが合わなかった、貰ったけど着れたのは一瞬だったという声も。産まれたばかりのサイズ50~60は両親が買い揃えていることがほとんどで、首が座る3~4カ月まであまり外出をしません。ですのでプレゼントするなら70サイズ、80サイズが良いでしょう。私は両親ほどの年齢の親戚から洋服をもらい、正直なところ好みではありませんでした。年代の差というのもあると思います。両親の好みによって好き嫌いが出てしまう洋服はシンプルなデザインか、年齢も近く相手の好みが分かるのならば喜ばれるのではないでしょうか。近頃は「BABY GAP」が人気で、自分の子供用にと購入するパパママが多いです。安くて可愛いというのも人気のひとつだそうです。ただあまり高いものでないので、数枚セットでプレゼントするか、高級ブランド1着に絞るかなど相手に合わせて考えてみるといいでしょう。
個人的に衣類系では無地の下着が嬉しかったです。真っ白なロンパースを6枚セットで貰ったのですが、真っ白でシンプルな形だったので重宝しました。夏場は着替えが頻繁なので洋服の下に着せ汗とりしたり、猛暑日は1枚で着せて、フル活用しました。

4.年代が違うならばお金かシンプルな小物を
いくらセンスに自信があっても、年齢が大きく離れているならば難しいものがあるかも知れません。子育て環境は年々変わりますし、流行や夫婦の好みをキャッチしにくいからです。ですので自由に品物を選べるお金や商品券が一番だと個人的には思います。お金よりも品物でどうしても気持ちを贈りたいならば、絵本や靴、帽子、子供用のバスローブなど、シンプルで上質な小物などを選んでみてはどうでしょうか。

5.予想外で嬉しかったもの
レインコートは嬉しい贈りものでした。私は雨の日が好きなので、子供と水たまりを楽しみながら歩く姿を想像してしまいました。満足に歩けるようになるのはまだまだ先ですが、他にも長靴や傘などのアイテムもプレゼントするのも楽しいかもしれません。
他には汗取りマット、名前入りのガーゼブランケットが嬉しかったです。赤ちゃんは寝ている時間が多いので、眺めるとき可愛い寝具だと幸せなひとときになります。我が家にはバスタオルしかなかったのですが、なんだかそれだと生活感があまりにも出過ぎていました。写真を撮るにもバスタオルよりかはこざっぱりした特別な寝具があったほうが、いい雰囲気になりました。素材は薄手の綿だったので思い切り洗濯できるし、すぐに乾くので助かりました。あかちゃんはおっぱいを吐いたり、おむつからうんちがはみ出るなど、何かと洗濯ばかりなんです。

6.フードを贈る
出産を終えたママに食べものを贈るというのも一案です。病院を退院したママは慣れない子育てに寝る間もないくらい。料理は赤ちゃんが寝ている間になるべく音を立てないように作り、せっかく食べようとしても赤ちゃんが起きてしまった、なんてことはザラです。最近では出産祝いケータリングというものがあります。安全で栄養のある母乳づくりがテーマで数日分の常備菜が送られてきます。形には残りませんが、困っているときこそ、助けてもらえるのは有難いことだと思います。近所ならばもちろん手作りのものを届けてもGOOD!タッパなどは返却しなくていいように使い捨てだと気が利いているかも知れませんね。

いかがでしたでしょうか。出産祝いの品物といっても相手によってさまざまです。出産を終えた兄弟姉妹や周りにママ友達がいると、ベビーカーやベビーベット、チェアなどを譲りうけるケースも多いようです。出産お疲れさまの気持ちを込めて、お花を届けてもいいでしょうし、美味しいお菓子やフルーツ、ママを元気づける本なんかでも、考えるとたくさんありすぎますね。でも本当は形にこだわらず、出産おつかれさまと両親の喜びの気持ちに寄り添うことが一番です。あなたなりの気持ちを贈ってみてください。

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