おくるみのブログ(カテゴリー: 日々のできごと)
暮しの手帖9号
本日11月25日発売の暮しの手帖9号
「贈り物をすてきに包めたら<前編>」で
ラッピング指導役として関わらせていただきました。
暮しの手帖は10年以上購読を続けている雑誌で
暮しの見本であり、憧れでもあります。
大変嬉しく光栄に思います。
それと同時にラッピングも暮しを豊かにする
ひとつとしてその楽しさを
人々に伝えていきたい思いが強くあります。
誰かを喜ばせようとする時間は自分を豊かにします。
プレゼントするためのラッピング時間は
温かいものが自分に流れてくることを
私自身の経験から知っています。
それはとってもいいものです。
プレゼントするための時間が
自分がプレゼントを受け取ったような
不思議な気持ちになります。
お店では無料でラッピングをしてくれる
サービスもありますが
私からするとその楽しさをお店に任せてしまうのは
ときに勿体ないと思ってしまいます。
<前編>では安価で手に入りやすい身近な素材を使って
はじめてのラッピングでも失敗しにくい
やり方を紹介しています。
他特集も魅力的な楽しいページばかりの暮しの手帖。
ぜひお手に取ってみてください。
クリスマスラッピングUPしました
すっかり冬らしい季節になり、つい先日ストーブをつけました。
まだ11月上旬なので点火するのは早いかな?とすこしためらっていましたが
凍えていた身体が次第にほどけていくのを感じました。
さて11月になるとおくるみではクリスマスへのカウントダウンがはじまります。
1年で一番の繁忙期ですが大切な方に夢を届けるお手伝いができるのを
幸せに思っています。
クリスマスラッピングの商品を先程アップしました。
宜しければご覧ください。
純粋に好きということ
ご無沙汰しております。
残暑が続いておりますが、夜はすっかり秋の風。虫たちの音色も美しいです。
皆さんは夏を楽しめましたか?
コロナの自粛生活でどこにも行かなかったという方も多そうですね。
私は夏休みをいただいて熊本県菊池市に行ってきました。
鎌倉に住んでいたころの友人が結婚を機に引越し、会いに行ってきました。
熊本県菊池市は幸いなことに豪雨災害の被害がなく普段通りの暮らしができていました。
友人のところでは無農薬の米や麦を育てていて、今の時代には珍しく
手植え・手狩りの機械を使わない懐かしい農業をしています。
お米も品種改良されていない江戸時代の貴重なモミを入手し
わずか十数粒から量産生産させるまで愛情を注いだと言います。
美しい棚田も見たかったし、裸足で田んぼの感触に触れたかったし、
自給自足を目指しているリアルな暮らしも見たかった。
私の住んでいる二宮町とは自然のスケールがかなり異なっていましたが
夢見ている山暮らし、どんなものか自分の肌で感じ、吸収してきましたよ。
都会も田舎も好きな私は東京にもアクセスしやすい
二宮町がちょうどいいかも、、、と思ったりしましたが
心も身体もリフレッシュして帰ってきました。
ここ最近思うのは小さい頃の夢を追いかけている自分の存在。
私は子どもの頃から自然が大好きで「夢」と題して山で暮らす油絵を描いた記憶があります。
絵本なんかもキャンプや田舎暮らしの内容が好きだったり
純粋に誰にも強制されず、好きだったもの、、、
それにまた出会いたくて二宮町にたどり着きました。
二宮町では畑を借りて、できれば毎日行きたいくらいハマっていて
自然の力や虫や雑草と仲良くしながら、すごく充実しています。
それと同じようにもう一つ思い出すのは
小学5年生のときコラージュにもハマりました。
雑誌を切り抜いて、ちぎって貼って、絵の具を吹きかけてみたり
学校から帰ると一目散に作品を作り続ける日々。
姉たちには出来栄えをバカにされたのですが、そんな評価も気にせずに作り続けていました。
ラッピングもコラージュに似ていると思います。
紙を選んで切ったり、貼ったり。もしかするとこれも小さい頃の続きなのかも知れません。
そして今は昔よりさらにラッピングが好きです。
こんな風にしたら楽しいかも♪なんてルールや型にとらわれず
のびのびラッピングしている自分がいるのです。
一生この仕事を続けていきたいのですが、さあどうなるのでしょうか?
写真のラッピングはパティシエの方に贈る結婚祝いのプレゼント。お客さまのオーダーなので自由にのびのびというわけにはいきませんが、オシャレな友人に合う、タオルのパッケージにも合わせた仕上がりにして欲しいという内容でした。
皆さんの小さい頃の夢もぜひ教えて欲しいです。