おくるみのブログ(カテゴリー: ラッピング受注)
友達の誕生日
毎年友達と誕生日にプレゼントを贈りあっています。
プレゼントというと「何をあげよう…」と気持ちが焦ってしまうこともありますが、彼女の場合は別。随分前から今どんなことに夢中になっているかな?普段どんなことをしているのだろう?と生活を想像しながら選びます。迷っている時間もなんだか楽しい(でもすぐには見つからない)。何かあげなきゃでは義務的な贈りものになってしまいますから、あげたいものをあげます。時にはものじゃなくても、体験だったり、美味しい食事でもいいかなって思ってます。
今回選んだのは2017年手帳。表紙も落ち着いていて素敵だけれど、何といっても見返しの部分が花柄になっていて、ワクワクするデザイン。私自身手帳に目標を書いたり、その日の出来事や嬉しかったことを書くのが好きなので、毎年使い終わった手帳は宝物になっていきます。そして悪い出来事は思い出したくないから、なるべく書きません。素敵な出来事で埋め尽くされた一年になって欲しいそんな願いを込めて…そして私もお揃いにしました。
ラッピングは綺麗な手帳表紙が透けるように、白い薄葉紙で包んで、ラッピングペーパーの切れ端でくるっと一周巻きました。そこにメッセージカードを重ねて、リボンもくるっと一文字に結んでいます。
友達の誕生日なので、あまり仰々しくせずにカジュアルに受け取って貰えるようにしたのがポイントです。
原っぱで遊んでいる虎のラッピングペーパーも可愛いですよね。このペーパーは取り寄せたばかりの新作です。
ペンダントのラッピング
応援している役者さんのお誕生会イベントで手渡しされるのだそうです。
ファンクラブのイベントや舞台公演、お誕生会などのプレゼントをおくるみへラッピングオーダーしてくださるお客様は比較的多くいらっしゃいます。
手渡しするときラッピングで普段以上に会話するきっかけになるし、何より喜んで貰えます。役者さんの好きな色やイメージをお聞きしてたった1つのラッピングに仕上げるお任せラッピングおすすめです。先日はラッピングを見せたいので手渡しするときの手提げを透明にしたいほどと喜んでいただけたのですが、確かに限られた時間のファンクラブイベントでは透明の手提げのほうがいいですね。
今回のラッピングは39歳なので「39」という数字を付けて欲しいというオーダーがありました。黒が好きで大人っぽい雰囲気というご指定があったので、色数を抑えて、でも華やかにしたいので不織布の内側にはゴールドを使用しました。中身はネックレス。男性でネックレスが似合う方を想像しつつ、トカゲ調のレザーペーパーを選んでいます。
お客様から感想メールをいただいたので紹介します。
「ラッピングは私の希望していたイメージ通り(それ以上)で色合いを大人っぽくまとめて頂き、かつボリュームの華やかさもあり素材の質感も含めて、すべてにおいて大満足です。39という数字もとても映えております。メールに添えて頂いた写真を拝見した時に、思わず歓声を上げてしまいました。勿論、現物を手にして笑顔になりました。おくるみ様にラッピングをお願いして本当によかったです。どうもありがとうございます。プレゼントを差し上げる相手の方もこのラッピングを見て驚き喜んでくれると思います。渡すのがとても楽しみになりました♪丁寧に梱包して頂いたので、良い状態で届きましたのでご安心くださいませ。」
気に入ってくださり嬉しいです。素敵なお誕生会イベントとなりますように!
一升瓶のラッピング
久々のblog更新です。もう11月ですね。あと年末まで残すところわずか。おくるみでは一番多忙なクリスマスがやってきます。
最近は結婚式引出物の受注をいただいて、てんやわんやしてました。たくさんのラッピングに熱中しながら「おくるみを始めたいと思ったのは自分の結婚式がきっかけだったな」と懐かしい気分になりました。気に入る引出物がなくて、ほうぼう探し歩いたことが、おくるみを始めることに繋がったのです。きっとこのお客様も自分の気に入った品物を来賓にお渡ししたいと考えられたのでしょう。そんな気持ちを重ねながら、大量といえど1つひとつ丁寧に心を込めて包んでいきました。
さてラッピング店を営んでいると予想外のラッピング依頼が舞い込みます。今回は還暦祝いの一升瓶2本を酒屋さんがやってくれるみたいに、紐を使って装飾して欲しいとのオーダーです。できないことはないけれど、その装飾の経験はありません。調べてみるとYOUTUBEなどで動画が見れますが、やり方がそれぞれ異なっていて、本当に正しい結び方なのか分かりません。形になっていれば何でもOKではなく、贈り物の礼法を守り、ラッピング店としてきちんとお渡ししたい…。ですので古い文献を探しまわりました。
すると一升瓶結びとは重いものを持ち運ぶための作業結びで「男結び」で結ぶと書いてあります。男結びも初めてのことなので手順を調べて、伝統的な一升瓶結びを完成させました。
お客様に写真を送付すると「思っていた通りの出来栄えです」とおっしゃって頂いたので、ほっと一安心。
はじめてのラッピングは難しいですが、新しいことに挑戦でき有り難いです。この度はありがとうございました。
男結びで縛っていきます。郵送するので間にクッション材を挟みました。
取っ手を持ち上げると、紐がぎゅぎゅっときつくなり、滑り落ちないようになっています。