おくるみのブログ
コスメのラッピング
ラッピングのご注文をいただきました。
ラッピング:ボタニカルガーデン
ラッピング1点あたりの金額:2000円(送料別途)
サイズ:40サイズ
外箱の有無:あり
箱詰めオプション:なし
ご依頼品:コスメセット
贈呈先:親や親戚
お預かり品はこちら。男性からのご注文でしたので、お母様にプレゼントされるのかな?お母様きっと喜ぶだろうな…などと想像しながら包まさせていただきました。
どんな方にお渡しされるのか想像しながら包むと、楽しく&気持ちを込めてラッピングできるのでご注文フォームでいただいた内容から勝手にいろいろ考えてしまいます。なぜならどんなラッピングにも贈る人に喜んでほしいという、そんな素敵な思いがあるはずなので、それに触れる私もとても嬉しいのです。
なるべく早く届けて欲しいとのことでしたので、お預かりしてすぐに発送いたしました。
通常、銀行振込または代金引換の金額承認後、3日以内に発送しておりますが、さらにお急ぎの場合まずはご相談ください。
ご注文ありがとうございました。
ルームシューズ
誕生日プレゼントを貰いました!そう2月で33歳になりました~。
プレゼントをくれたのは、以前ラッピング専門店で働いていたときの先輩から。彼女とは都内の雑貨屋さん巡りをしたり、ラッピングのアドバイスをもらったり、先輩であり、友達であり、ラッピングのセンスは群を抜く憧れの存在でもあります。
ラッピング可愛い~~~~!!リボンを重ねた手作りのコサージュが付いています。ベージュと薄緑の絶妙な色使いが思いっきり私の好み♪
いつもいつも「わあぁぁぁぁ~うっとり」という嬉しさと「ヤラれた!」という彼女のセンスに嫉妬してしまう自分がいます。でもこれは彼女からのメッセージ。私に喜んでほしい!と想いがこもっているのはもちろんですが「ラッピングってこんなに楽しいよね!こんな魅せ方もあるよ」とラッピングの無限の可能性を教えてくれているんだと思います。
ルームシューズと一緒に袋もついていました。これもきっと彼女の手作りのはず。こういったさりげない気遣いもプレゼントをもらう側にとっては嬉しいもの。でもこんな嬉しい気持ちになるのは、彼女が私のことを時間をかけて考えてくれたのが伝わってくるからなんですよね。私の好きなもの、生活スタイル、似合いそうなもの、そんなことを想像してくれたからだと思うんです。
贈りものを選ぶってとても大変。あてもなくお店に足を運んだところで「コレだ!」と思うものにはそうそう巡り合いません。時間をかけてイメージを膨らまして「素材はこんな感じで、こんなシーンで使ってほしい」と形になってくるものだから、贈りものとラッピングには「愛」を感じてしまうのです。
「アトリエで仕事するときに使ってね」そんなメッセージを受け取って、足元も心もぬくぬくな私なのでした。どうもありがとう~!
越前和紙の旅
1月末お休みをいただいて福井、越前和紙の工房見学に行ってきました。
和紙を漉くときに奏でられる音が、なんとも気持ちよく、眠りにつきたくなるほど心地よいリズムなんだと聞いて、一度その音を聞いてみたかったのです。
そして昨今では少なくなった機械を使わない和紙作りを直接見てみたい!そんなことで日本では比較的和紙職人が多く残り、紙生産で歴史のある越前まで足を運びました。
(TOPの写真は福井県無形文化財 岩野平三郎さんの工房。大きな和紙を2人で漉いていきます。和紙の原料を撹拌する音で丁度いい粘度が分かるそう)
木の皮を剥いで、煮出して柔らかくして、茶色の表皮を剥いで、小さなゴミを指先で取り除き、たたいて繊維を細かく、漉いて、乾かして…。なんて和紙作りの工程は手間のかかるものなのでしょう。そして成長に数年かかる楮・三椏・雁皮などの木の皮だけを使用するので原料はとても高価です。国産和紙が1枚○万円する理由がこの工程を見てやっと理解することができました。
その他にもシャワーを掛けて模様をつける落水和紙や、漉いた和紙を丸めてシワをつくる揉み紙、色違い2枚の和紙を重ねる両面和紙など複数の工房、日本で唯一紙の神社でお参りして、充実した見学ができました。和紙作りの道具、原料の植物、若い人たちが頑張っている製造現場、とても親切に案内してもらえた人々の温かさ。行ってみて肌で感じることができたので本当に良かったです。
時間が足りなくて、和紙漉き体験までとはいかなかったのですが、唯一体験したのは墨流しという模様づくり。水面に染料と油を落とし、揺らし、そこへ和紙を置いて模様をつけるというもの。
(福井県無形文化財 福田忠雄さん 扇子であおいで水面を揺らす)