おくるみのブログ(カテゴリー: 日々のできごと

2015年8月7日

一周年を迎えました

本日8/8でおくるみは一周年を迎えました。おかげさまで多くのお客様に支えられて1年を過ごすことができました。

インターネットを通しての注文なので、お客様にお会いすることはほとんどありませんが、注文が入るたびに「ありがとうございます」と心の中で何度も唱えるような、それはまるで祈りに近い感じで、はじめて注文を受けたときの嬉しさと安堵感、しっかりやりきるという責任感は今もあのときと変わらないように思います。

おくるみを始めたとき壁に貼った言葉があります。
「大切なのは効率ではなく贈った相手が喜んでくれること、幸せにしたいという気持ち」
「どんな注文も丁寧に誠実に。自分がされて嬉しいことをお客様に提供しよう」

ラッピングというとデパートのようにその場でササッとものの3分で包むイメージですが、おくるみはラッピングだけで20分かけています。それ以外にひとつ1つの異なる荷物を預かって、検品して、包んで、梱包して、発送となるとトータルで結構な時間がかかります。

最初はあまりの効率の悪さに悩んでしまう時期がありました。でも大切なのは効率ではなく、お客様にとっては大切な人に贈る特別な1回のプレゼント。ゆっくり、ゆっくり、焦らずに、自分がプレゼントを贈るような気持ちになって、その想いを忘れないように今でも壁に貼っています。当たり前のことなんですけどね。

そして2年目の節目に新しいサービスを開始しました。「お任せラッピングサービス」です。

贈る相手の好きなもの、好きな色、プレゼントのこだわり、記念日や年齢の数字など出来るだけ詳しく教えていただいて、特別な1つのラッピングを作ります。私にとってはお会いしたことのない方ですが、色んなエピソードをお聞きして似顔絵を描いていくような、そんなイメージ。

たかがラッピング、されどラッピング。大切な人を笑顔にしたい気持ちは必ず伝わり、何度も思い返しては温かい気持ちになる、そして明日へのエネルギーに繋がっていくと信じています。

2015年7月8日

季節を閉じこめて

雨が続いています。ようやく梅雨らしくなってきましたね。
わたしは雨が好きです。
ベランダの窓を大きく開けてしとしと降る雨音を聞いたり
庭の草木の色彩がじっとり濃くなるのを眺めたり…。
もわっとした湿気で汗ばむのもまた、季節の移り変わりを感じることができて
街のなかでも何処にいても私たち人間は自然の中で暮らしているんだなと
再確認することができます。

そしてその季節の美しさ、あじさいをドライフラワーにすることにしました。
数年前からやろう、やろうと思って今になってしまいましたが
あじさいを脱湿材に埋めてみました。
普通に干すだけだと色が茶色くなっていきますが
この方法だと色はそのままに乾燥していくそうです。

上手くいったらラッピングのアイテムとして使おうかと!
ラッピングはプレゼントという品物がメインであり、包装をほどくまでの一瞬のワクワク感を伝えるもの。そのたった一瞬ですが、匂いや季節、五感に訴えかけるなにかも伝えていけたらいいなと思います。

ただお客様の品物は、自分の好みを取り入れることは押し付けになってしまう可能性があるのでいつも悩んでしまいます。差し上げる方の雰囲気や大切な想いを知ることがなかなかできないので…

ラッピングを注文してくださるってことは特別な想いがあるってこと。その気持ちを大切に扱いたい、そう思いながらいつも心を込めて包んでいます。だからその分、難しいです。もし可能なら注文の備考欄にその方に対する想いや雰囲気をお知らせくださると、その方に対するラッピングのヒントになるのでとても嬉しいです。

まずはドライフラワーどんな色に仕上がるのか楽しみです。

2015年5月12日

ドライフラワーを使って

出産祝いにいただきました。
なんと!ドライフラワーが散りばめられたラッピング!!

このブログに何度も出てくる以前の職場の先輩からです。
ラッピングの相談にのってもらったり、ときにはラッピングアイディアを探しに都内の雑貨屋巡りをするそんな仲。「ドライフラワーを使ったラッピング提案をしたい」と以前話したことを覚えていてくれて「やってみたよー」とはるばる鎌倉まで会いにきてくれました。

あまりにもロマンティックな仕上がりにうっとり…そしてワーキャー言いながら喜びました。
こんなプレゼントを貰うと喜びは何十倍にも広がりますよね。

プレゼントは桜の木の食器たち。子どもが生まれたのは桜が満開のころ。
実はこのプレゼントを購入したのは去年だったそうで「私ったら気が早すぎるよね」なんて言いながら本人は照れていましたが、生まれることを心待ちにしてくれていたのが伝わり、そして桜の満開の時期が重なって、そんな偶然がまた嬉しい。

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外装はシンプル。リボンにカードが挟んであって…

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箱を開けると絵本が登場。この時点ではドライフラワーが見えない。それがまたニクイ(笑)

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絵本を持ち上げると、ドライフラワーが登場。下には桜の木の器が埋まっている。

嗚呼…すてき。どうもありがとう。

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