おくるみのブログ(カテゴリー: 日々のできごと

2015年7月8日

季節を閉じこめて

雨が続いています。ようやく梅雨らしくなってきましたね。
わたしは雨が好きです。
ベランダの窓を大きく開けてしとしと降る雨音を聞いたり
庭の草木の色彩がじっとり濃くなるのを眺めたり…。
もわっとした湿気で汗ばむのもまた、季節の移り変わりを感じることができて
街のなかでも何処にいても私たち人間は自然の中で暮らしているんだなと
再確認することができます。

そしてその季節の美しさ、あじさいをドライフラワーにすることにしました。
数年前からやろう、やろうと思って今になってしまいましたが
あじさいを脱湿材に埋めてみました。
普通に干すだけだと色が茶色くなっていきますが
この方法だと色はそのままに乾燥していくそうです。

上手くいったらラッピングのアイテムとして使おうかと!
ラッピングはプレゼントという品物がメインであり、包装をほどくまでの一瞬のワクワク感を伝えるもの。そのたった一瞬ですが、匂いや季節、五感に訴えかけるなにかも伝えていけたらいいなと思います。

ただお客様の品物は、自分の好みを取り入れることは押し付けになってしまう可能性があるのでいつも悩んでしまいます。差し上げる方の雰囲気や大切な想いを知ることがなかなかできないので…

ラッピングを注文してくださるってことは特別な想いがあるってこと。その気持ちを大切に扱いたい、そう思いながらいつも心を込めて包んでいます。だからその分、難しいです。もし可能なら注文の備考欄にその方に対する想いや雰囲気をお知らせくださると、その方に対するラッピングのヒントになるのでとても嬉しいです。

まずはドライフラワーどんな色に仕上がるのか楽しみです。

2015年5月12日

ドライフラワーを使って

出産祝いにいただきました。
なんと!ドライフラワーが散りばめられたラッピング!!

このブログに何度も出てくる以前の職場の先輩からです。
ラッピングの相談にのってもらったり、ときにはラッピングアイディアを探しに都内の雑貨屋巡りをするそんな仲。「ドライフラワーを使ったラッピング提案をしたい」と以前話したことを覚えていてくれて「やってみたよー」とはるばる鎌倉まで会いにきてくれました。

あまりにもロマンティックな仕上がりにうっとり…そしてワーキャー言いながら喜びました。
こんなプレゼントを貰うと喜びは何十倍にも広がりますよね。

プレゼントは桜の木の食器たち。子どもが生まれたのは桜が満開のころ。
実はこのプレゼントを購入したのは去年だったそうで「私ったら気が早すぎるよね」なんて言いながら本人は照れていましたが、生まれることを心待ちにしてくれていたのが伝わり、そして桜の満開の時期が重なって、そんな偶然がまた嬉しい。

P1150286
外装はシンプル。リボンにカードが挟んであって…

P1150288
箱を開けると絵本が登場。この時点ではドライフラワーが見えない。それがまたニクイ(笑)

P1150290
絵本を持ち上げると、ドライフラワーが登場。下には桜の木の器が埋まっている。

嗚呼…すてき。どうもありがとう。

2015年5月1日

営業再開しました

約1ヵ月半の産前・産後休暇をいただいて、本日5/1より営業再開しています。
おかげさまで元気な子を授かり、新米お母さんの日々を過ごしています。

仕事と育児を両立させるのは大変かも知れませんが
母として子に捧げる愛や喜び、そういった感情をプラスしながら
新たなラッピングサービスを提供できるといいなと思います。

生まれたての赤ちゃんを優しくそっと抱くように、大切な人の心を温もりで満たしてあげたい…そんな想いから「おくるみ」という屋号をつけました。

子どもをおくるみに包んでいると熨斗(お祝儀袋右上についている飾り)に似ていると感じます。本来おめでたい行事に「のしあわび=鮑をうすく剥いて干したもの」を紙で包んでいたものが簡略化され今の形になりましたが、子どもをおくるみに包むたびに、子どもは天からの賜り物であり、「子は宝」というように尊いものだからこそ、日本の贈り物文化と同じように真っ新な白い布に包んだのではないでしょうか。真偽のほどは分かりませんが、おくるみで赤ちゃんを包むと、その形が熨斗に似ていることに嬉しくなりました。

これからもどうぞ「おくるみ」をよろしくお願いします!

カレンダー

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031 

アーカイブ

検索