おくるみのブログ(カテゴリー: ラッピング受注

2018年6月1日

パセリのようなラッピング

先日おくるみにラッピングでご来店されたお客さま。
いきなり「ラッピングにテーマがありまして、パセリにしてください!!」とおっしゃいました。
突拍子もなかったので戸惑いながら「パセリってあの食べられるパセリですか?」とよく聞いてみると
サプライズパーティーの主役がパセリというニックネームなんですって。
「全てお任せします。パセリ期待しています!」と立ち去って行かれました。

それから一週間わたしの頭は緑のもじゃもじゃが消えません。
台所のパセリ一点を見つめてぼーっとしたり。
でも自分に新たなテーマを与えてもらったと思ったので、楽しんでラッピングさせていただきました。
おくるみに任せて大丈夫と思ってくださったのなら、おくるみのラッピングテイストはそのままに
あまり斬新すぎたり、パセリそのものにするのも違う気がしました。

サプライズパーティーのお店に直送だったので、手渡しはできませんでしたが
オーダーくださったお客さまとても喜んでくださり、わざわざお電話くださいました。

ネット注文が基本なので普段はお客さまとメールでのやり取りですが
いつも人と人の触れあいを感じています。
どんな注文も丁寧に自分がプレゼントする気持ちになってラッピングしています。
そうすれば気持ちが伝わると思っています。

お客さまとのやり取りの中で繋がりが生まれていく、本当に幸せな仕事です。

2018年5月26日

人形のプレゼント

先日いつも海外の俳優さんにプレゼントを贈られるお得意さまより、オーダーを承りました。
お預りしたのは布でできた人形で、今回は直接手渡しできず航空便で送るのでリボンなどを含めてなるべくコンパクトにしたいとご要望がありました。

その俳優さんは自然が好きでサーフィンをしていると以前から伺っていました。
ラッピングは豪華なものではなく、ナチュラルに仕上げることが多かったのですが、今回は紐を使ったさらにシンプル、そしてカジュアルな仕上げにすることにしました。
すべてお任せします、といつも言ってくださるので、紐ならリボンの潰れを心配することもないし、荷物が大きくなることもないし、普段と違う仕上げや遊び心も入れたくなったのです。

箱詰めオプションではブタとイカが喧嘩してる(笑)のペーパーを敷きました。長年のお付き合いでこういう感じも笑っていただけるかな~とちょっと冒険をしてみました。そして少しの間お部屋に飾っておけるように、セロファンを巻きました。その上から蓋をしめて、ボタニカル調のラッピングペーパーにアクセントのある紐、切手を貼りました。ペーパータグを付けてよりカジュアルに、タグにはお客様自身でメッセージを書いてもらうのも楽しいかと。

ナチュラルでカジュアルなラッピングが出来上がりました!
お客様からもこんなメッセージが届きました。
「封を開けて見たら、やはり素敵!ナチュラルでシンプル、すごくセンスを感じるラッピングですね。かなり気に入りました!中のペーパーが可愛いくてツボ…中を開けてみたいけど、ガマンガマン…このたびも、ありがとうございました。」

気に入ってもらえてよかった!この度もありがとうございました!

2018年4月23日

布のプレゼント

こちらは店主のプライベートな贈りものの話です。
毎年お友達の誕生日にプレゼントを贈っています。
以前働いていたラッピング専門店のお店で仲良くなった先輩でもあり、師匠でもある人へ。

チープなラッピング
プレゼントは今回はまったくあげたいものが見つからず、半年遅れとなりました。
当日に届く喜びを知っているので本当は誕生日に届けたいのですが、、、
これだ!というものにようやく出会えて選んだのはリバティの布。
ラッピングや小物作りが大好きなのでこの布を使って好きなものを作って欲しいと思ったのです。
ラッピング素材としても、小物を作ったり何にでも布は活かせるのすが
男の子を出産したばかりだったのもあって青色の花柄にしました(男の子の花柄っていいですよね!)
ゆっくり作る時間なんてすぐにはないだろうけど、ああしよう、こうしようの時間も楽しんで欲しいと思ったからです。

気心知れた仲なのでラッピングは高級さでなく、カジュアルにシンプルに、
チープな素材を使っていかに存在感が出せるのかをテーマにしています。
一見すると地味な仕上がりですが、ミシンで縫うために試作したり、
マスキングテープはちぎるのかハサミで綺麗にカットするのかを試行錯誤します。
ワックスペーパーを何枚重ねるかによって布の柄がどのくらい透けるのかなど
たぶん他の人には伝わらないようなことにこだわっていたりします。

ラッピングの師匠でもあるのでテストを受けているようで届くまで毎年ドキドキ。
シンプルでカジュアルなラッピングって華やかさがなく地味なのでとっても難しい、
でもこういったラッピングのストックがどんどん溜まっていく機会でもあるので楽しく贈りものしています。

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