おくるみのブログ
ご褒美
おくるみ一周年のご褒美に鋏と刃物を買いました。
日常のなかに美しい道具があれば、手にとるたび、触れるたび嬉しい気持ちになれます。
金の持ち手の鋏は、ラッピング屋さんで働いていたときの同僚にプレゼントしたもの。
私も欲しくなって、同じお店に買いに行きました。
すると持ち帰らずにはにいられなかった、くじらの刃物との出会い。
高知県で手作りされている鉄製のナイフ。
包丁用の砥石で研げるので一生お付き合いができそう!わーい。
最近は出会うときがきたら、向こうからやってくることを実感しています。
新しく何かを始めたいけど時間がないときや、アイディアが煮詰まらないとき
それは「まだそのときじゃない」んだと思います。
焦らず心をオープンにしていれば、いつかやってくる。
毎日の生活は決して無駄な日々ではないし、
やってきたときにキャッチできればそれでいいような気がしています。
くじらナイフも向こうからやってきました。
ゆっくり、ゆっくり、焦らず丁寧に日々を過ごしていきたいです。
ラッピングのアイディア001
本物の葉っぱを使ったお菓子のラッピング。
栗のお菓子なので栗の葉っぱです。
匂いを嗅ぐと青々しい、いい香りがします。
乾燥させた葉っぱを袋に巻きつけて、上部は折りこんでいます。
ただそれだけでは浮いてしまうので、タグをつけたゴムで押さえているのですね。
葉っぱに文字を書いても可愛いでしょうね!
お任せラッピング
8/8からスタートしたお任せラッピングに注文と受け取った感想をいただきました!まずは感想からご紹介します。
「先ほど、お品物が無事に到着いたしました!
丁寧に梱包してくださり、どうもありがとうございます。
リボンの崩れなどもなくきれいな状態で運ばれてきました。
そして、ラッピングは本当に素晴らしいもので感激いたしました!
送ってくださった画像より華やかな雰囲気ですね。
なによりも、主体になっている包装紙が素敵です。
シックで地味な色調なのに鮮やかな印象で、上品で重厚で、こんな紙は見たことがありません。
それを控えめな輝きのリボンがひきたてていて、なんともいえず高級感が漂っています。
これなら、ベテランの役者さんに贈るのにふさわしいと思います!
出来ばえを見た友人たちも感心していまして、何かのおりにはぜひお願いしたいと言っておりました。
私自身も、きっとまたお願いする機会があることと思いますので、その節はどうぞよろしく!
終始、丁寧で細やかなご対応にも感謝いたします。
このたびは、心のこもったラッピング誠にありがとうございました。」
このメールを受け取って、じーーーん。
お仕事をさせていただいて、このようなお礼のメールをいただけるなんて私自身とても満たされました。胸に手をあて、目を閉じて「ああ、良かった、おくるみを始めて良かった」と思える瞬間です。
お客様が荷物を受け取るまで、きちんと届いたかな?気に入ってもらえたかな?ラッピングに崩れはないだろうか?などなどまるで自分が贈りものをするかのように心配になりますが、注文する人も、プレゼントを受け取る人も、心が動くようにとラッピングサービスをしています。
今回のラッピングオーダーは役者さんのお名前が刺繍されたタオル。舞台公演のお祝いで渡すので高級感、重厚さ、華やかにされたいとうお任せラッピングで承りました。金色のペーパーが気になっていると備考欄に書いてくださったので、タオルの刺繍と関連付けて、金色の糸で刺繍されたラッピングペーパーを使いました。
とても珍しく手の込んだペーパーで、3種類の紙を糸で繋げてパッチワークの仕上げになっています。そこに刺繍が施された、金と黒がメインの高級ペーパーです。役者さんは男性で中年であるとお聞きしたのと、タオルも渋めなカラーリングでしたので、それに合うようなカラーリングを考えました。
お任せラッピングは仕上がりの雰囲気とカラーリングやお渡しする目的などをお聞きし、その情報をもとに特別ラッピングを施すというものですが、お客様が教えてくださったことなどがラッピングアイディアになります。最初お電話で花鳥風月も気になっているとお聞きしていたで、金と黒を使った気に入って貰えるものに仕上がったのだと思います。
この度はご注文、誠に有難うございました!