おくるみのブログ
2015年7月8日
季節を閉じこめて
雨が続いています。ようやく梅雨らしくなってきましたね。
わたしは雨が好きです。
ベランダの窓を大きく開けてしとしと降る雨音を聞いたり
庭の草木の色彩がじっとり濃くなるのを眺めたり…。
もわっとした湿気で汗ばむのもまた、季節の移り変わりを感じることができて
街のなかでも何処にいても私たち人間は自然の中で暮らしているんだなと
再確認することができます。
そしてその季節の美しさ、あじさいをドライフラワーにすることにしました。
数年前からやろう、やろうと思って今になってしまいましたが
あじさいを脱湿材に埋めてみました。
普通に干すだけだと色が茶色くなっていきますが
この方法だと色はそのままに乾燥していくそうです。
上手くいったらラッピングのアイテムとして使おうかと!
ラッピングはプレゼントという品物がメインであり、包装をほどくまでの一瞬のワクワク感を伝えるもの。そのたった一瞬ですが、匂いや季節、五感に訴えかけるなにかも伝えていけたらいいなと思います。
ただお客様の品物は、自分の好みを取り入れることは押し付けになってしまう可能性があるのでいつも悩んでしまいます。差し上げる方の雰囲気や大切な想いを知ることがなかなかできないので…
ラッピングを注文してくださるってことは特別な想いがあるってこと。その気持ちを大切に扱いたい、そう思いながらいつも心を込めて包んでいます。だからその分、難しいです。もし可能なら注文の備考欄にその方に対する想いや雰囲気をお知らせくださると、その方に対するラッピングのヒントになるのでとても嬉しいです。
まずはドライフラワーどんな色に仕上がるのか楽しみです。