おくるみのブログ
2021年11月18日
もらってばかりの二宮町
鎌倉から二宮町に引っ越して1年と半年が経ちます。
引っ越したとたん、1回目の緊急事態宣言がスタートして
誰も知り合いがいないまま、孤独な日々がしばらく続きました。
でも近所に小さな畑を借りていたので
まわりの方たちに野菜の作り方を教わりながら
誰かとたまに会話できていました。
今ではその小さな畑と
かなり大きなジャングルのような畑(500坪くらいある)を開墾していて。
そこは地主さんがいらない土地だから果樹も好きに植えていいよというので
柿といちじくとスモモを植えました。
栗の木も5本、梅もあって、いつか小屋を建てて
ミツバチと鶏を飼いたいという夢があるのですが
冬の間にきちんと刈った草があっという間に
夏の草たちに覆われて、またジャングルに戻ってしまった。
わたしは野菜作りがまだあまり上手でないので
何十年と野菜を作っているおじいちゃん達が野菜をくれます。
さつまいもも里芋も、玉ねぎの苗もくれる。
夫婦二人なのに作り過ぎちゃうみたいで
わたしは畑やらなくてもいいのではないかとたまに思います。
なにも返すものがなくてと言うと
「元気な姿見せてくれるだけでいいよ」とキュンとすることも言ってくれます。
この間は釣りに行ったら
小学生の男の子に魚を5匹もらいました。
この二宮町ではもらってばかりで面白い。
わたしはきっと人よりもゆっくり過ごしているから
声を掛けやすいのかな。でも楽しいことがどんどんやってくる。
バリバリ働いた昔の姿とは全然違うけれど
人との触れあいがいいなって、
海と三方を山に囲まれたこの町のことがだんだん好きになっています。