おくるみのブログ(月: 2018年6月)
生活を楽しむ
我が家の庭です。
いまはノウゼンカズラが真っ盛り。
紫陽花もまだまだ綺麗に咲いていてここを通ると何とも幸せな気持ちになります。
今朝はおばあちゃんが息子のために花びらを集めて花道を作ってくれてました!
わぁ~なんて素敵なの!わたしにはそんな発想なかったなと感動しました。
3歳の息子はそんなのお構いなしで踏んずけていきましたが(笑)
生活を丁寧に、日々を慈しむって憧れますが
一緒に住んでいるお義母さんは本当にそれが上手で
桜の季節には花びらを拾って水に浮かべて
秋には紅葉する葉っぱを食卓に並べたり
普通では素通りしてしまうものを心にとめる感性があります。
息子の拾ってきた木の実を図鑑で調べてくれたり、
カタツムリを捕まえて見せてくれたり
(ときに蝉とか手掴みだからビックリしますが)
生活を楽しむって身近にあるものを発見する力と感動する心なのかなぁ。
遠くに行かなくてもお金を出さなくても
生きることって楽しめるんだな~とお義母さんを見ているとそう思います。
いまは梅雨なので、息子と雨の日を散歩したり、水たまりを一緒にバシャバシャしたり
蚊に襲われながら山の中を歩いたり、日々自然に触れていながらも
食べられる実以外はスルーしてしまうタチなので
家の中に四季を感じさせる植物があると心が満たされます。
ラッピングという仕事をしながら幸せな気持ちに包まれていますが
日々のなかでこの花道のように幸せな余韻がいつまでも続く…
驚きだったのでここに記してみました。
パセリのようなラッピング
先日おくるみにラッピングでご来店されたお客さま。
いきなり「ラッピングにテーマがありまして、パセリにしてください!!」とおっしゃいました。
突拍子もなかったので戸惑いながら「パセリってあの食べられるパセリですか?」とよく聞いてみると
サプライズパーティーの主役がパセリというニックネームなんですって。
「全てお任せします。パセリ期待しています!」と立ち去って行かれました。
それから一週間わたしの頭は緑のもじゃもじゃが消えません。
台所のパセリ一点を見つめてぼーっとしたり。
でも自分に新たなテーマを与えてもらったと思ったので、楽しんでラッピングさせていただきました。
おくるみに任せて大丈夫と思ってくださったのなら、おくるみのラッピングテイストはそのままに
あまり斬新すぎたり、パセリそのものにするのも違う気がしました。
サプライズパーティーのお店に直送だったので、手渡しはできませんでしたが
オーダーくださったお客さまとても喜んでくださり、わざわざお電話くださいました。
ネット注文が基本なので普段はお客さまとメールでのやり取りですが
いつも人と人の触れあいを感じています。
どんな注文も丁寧に自分がプレゼントする気持ちになってラッピングしています。
そうすれば気持ちが伝わると思っています。
お客さまとのやり取りの中で繋がりが生まれていく、本当に幸せな仕事です。