おくるみのブログ(月: 2017年6月

2017年6月26日

父の日ラッピングワークショップ

こんにちは。やっと梅雨らしいお天気になってきました。子どもがお山の幼稚園のようなものに通っていますが、6月は食べられる実がたくさんあることに気付きます。
梅に枇杷、桑の実、ヤマモモ、ジューンベリー。ありがたい自然の恵み。お出かけの雨は困るけれど、雨も自然の恵み。そう思うと少し軽やかな気持ちで過ごせます。

さて先日6/10(土)鎌倉の素敵な某アトリエをお借りすることができ、父の日ラッピングのワークショップを開催することができました。ラッピングされたプレゼントを贈る喜びを体験して欲しかったので、ラッピングするプレゼントは自由に持ってきてもらいました。

品物によってラッピング方法が違ってくるので、どんなものを持って参加されるのだろうと、ドキドキしておりましたが、やっぱり皆違う(笑)


皆さんの持ってきたもの:ジャム、お猪口、車掌さんの帽子


赤ちゃんを抱きながらラッピング。みんな真剣です


どうやって包もうかと一瞬頭を悩ませるラインナップでしたが、皆さんとても綺麗なラッピングに仕上がりました~~(パチパチパチ)

「お父さんなんかに渡すのもったいない」
「ラッピングするとプレゼントが高価に見える」
「家に帰ってからも自分でできそうなラッピングだった」
「ラッピングのコツを知れてよかった」
お父さんが知りたくないコメントもありますが、充実したワークショップになったようで良かったです。

ラッピングは手先の器用な人だけがするという概念を取りのぞいて、ちょっとした手間暇でプレゼントを渡す人が驚いてくれたり、自分も楽しくなれる気持ちを味わって欲しかったので、そんなワークショップになって私自身もとても有意義な時間でした。

また機会があればワークショップ開催してみたいです。
ご参加ありがとうございました。

2017年6月24日

父の日のプレゼント

父の日には日本酒を贈るのが我が家の定番ですが、今年はiphoneをプレゼントしました。
じつは70歳の古希を迎えた父に旅行をプレゼントしたいと思っていましたが、祖母の介護が急に始まり、旅行の話はなくなってしまいました。
還暦のときには姉が亡くなり、お祝いどころではありませんでした。
ということで娘から両親をどこかに連れていったことはなく、いい歳して親孝行らしいことは何も果たせていません。

なので父がずっと欲しいと言っているスマフォをプレゼントすることにしました。外食をした写真をfacebookにアップするのが好きみたいですし、趣味の登山でルート検索に使いたいと言っていたので、外でもきちんと使えるように格安SIMでネット環境を整えて送りました。

しばらくして使いこなせてるか電話で確認したら「本も買ったし、今から使い方講座に行く」と熱心に勉強している様子。もう少し使いこなせるようになってきたらスカイプで孫とのテレビ電話もできるようになるでしょう。遠くたまにしか会えませんが、いつまでも長生きして欲しいです。

父の日のラッピングは華美にするよりもシンプルにさりげなくをテーマに。蛍光オレンジのペーパーにシアンのリボンを組合せました。父が昔飼っていた放し飼いの犬を思い出させるカードを添えてラッピングのアクセントにしています。

2017年6月5日

忘れられないプレゼント

ラッピングという職業柄日々さまざまなプレゼントに触れておりますが、私自身の体験で忘れられないプレゼントがあります。それはスイートピーの花束。

20代、会社を退職するとき年下の男の子に貰いました。
「こんな可愛らしいお花も似合うと思う」そう言って渡してくれました。

若いころ大人っぽくなりたくてツンとした印象だった私。弱さを見せるのが苦手で周囲から見てもちょっと近寄りにくかったと思います。
ピンク色とか可愛いとか女の子らしさを出すのが大嫌いで、今思うと全然可愛らしさがない。ですがそんな私にくれた花束が可愛らしいフリルいっぱいピンク色の花でした。

大人っぽくあろうと無理する私の姿を彼は見透かしていて、少女のようなあどけなさを見つけていたのかなって、勝手な解釈ですが、それが私の忘れられないプレゼント。ギャップのあるプレゼントでしたが、そのギャップが心を掴みました。

きっと彼は私のこと好きだったんだと思います。でもないと20代前半の男の子がお花屋さんで花束なんて買うのも恥ずかしいし、そんな言葉出てこないですよね。それから彼とは特に親しい間柄になることはありませんでしたが、スイートピーの花が大好きになり、その季節がやってくると飾っては思い出します。

今まで家族や親しい友人からプレゼントをいっぱい貰って、たくさん嬉しい温かい気持ちにさせてもらってきましたが、忘れられないプレゼントというのが付き合ったこともない会社の年下の男の子からだったなんて不思議。

栃木弁まる出しの彼はいま何をしているのだろう。そう思う季節がまた巡ってきました。

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