おくるみのブログ(月: 2017年4月)
ラッピングという職業
はじめて会う人に「ラッピングの職業があるなんて知らなかった」とよく言われます。
そうですよね、ラッピングはプレゼントを買ったお店でやってもらうのが一般的だと思います。
近年はインターネットの普及によりamazonや楽天、zozotownなど通販で買い物する人が多くなりました。
届いてみてラッピングが簡素だった、お店のロゴが大きく入っていて気に入らないなどお困りのお客様が持ち込みラッピングサービスをご利用されているように思います。
でも先日はちょっと嬉しいことが!先日スパークリングを大量に包んだと紹介させていただいたのですが、それをプレゼントされた方がラッピングをとても気に入ってくださって「自分もラッピングお願いしたい!」と注文者のイタリアンレストランにおくるみのこと聞いてくれたそうです。電話で何度も「ラッピング本当に感動したのよ!素敵だったわ」と仰ってくださり、私もとても嬉しくなったのでした。「今までラッピングをお願いできるお店があるなんて知らなかった。ちょくちょく利用させてもらいますね。これからどうぞよろしく」と。
ラッピングはご注文者さまにお戻しするときと、贈呈先さまに直接送付するときがありますが、ご注文者さまが確認しなくても自分が贈る気持ちになって妥協は1%もしない、とやって来て、持ち込みラッピングサービスおくるみがじわじわ口コミやリピーターさんに利用されていること幸せに思います。
素晴らしいお寺
今日感動した出来事があったのでちょっと記します。
子どもに筍掘りを体験させたい母達の願いをとある鎌倉のお寺が「どうぞ」と迎えてくださりお邪魔してきたのですが、こちら側から筍掘りしたいと申し出たのにも関わらずとても良くしてくださいました。
子供たちが筍を探せるように筍のある場所には棒を立ててくださって、帰り際に茹でる用の糠まで用意してくださいました。
職員の方が掘り方を教えてくれて、1~2本持ち帰るだけのつもりでいましたが結局12本くださって、本当に有り難かったですし、それを普通のことのようにさらりとこなしてくれる対応力というか、格の違いを感じました。鎌倉でも由緒ある有名なお寺で、子供たちと大人がぞろぞろと押しかけてご迷惑掛けているのにも関わらず、とても感動してしまいました。
「あのお寺は素晴らしい」と言われているのは歴史があるから、庭が素晴らしいなどではなく、お寺や職員の方の意識にそういったものが根付いているんだと思いました。
以前勤めていた会社でホスピタリティを学ぶため日本一のホテルと当時言われていた「大阪リッツカールトン」に泊まりに行く研修を受けたのですが、その経験を思い出しました。また利用したいと思える心地よい場を作るのは、並大抵なことではなくお客様を大切にしたいという想いがなくてはできません。ましてや筍掘りしたい私たち集団はお客様でも何でもないのに。
この学びがおくるみでの仕事や、普段人と接するときにどう生かせるか分かりませんが、忘れたくないと思える出来事でした。
出産祝い
こちらはおくるみ店主の個人的な贈りもの。友人への出産祝いです。
プレゼントはイブルというルームマット。友達からプレゼントされたのが出会いなのですが、大変気に入りまして子どもが2歳になったいまでもお昼寝するときに使っています。
生まれたばかりの赤ちゃんは寝てばかりで汗をいっぱいかきます。眺めるたび「可愛い~」と思うのですが、下に敷くマットがくたびれたバスタオルだったりなんかすると、やけに生活感が出てしまって「んんん?」な感じになってきます。そして生まれたばかりはやたら写真を撮るので残る!どんなときも可愛い存在でいて欲しいので、マット重要だなって思いました。そして軽いし薄いのにクッション性があって洗濯してすぐ乾くのも魅力のひとつです。
それから友人の出産祝いにはこのイブルを贈っています。
友人の赤ちゃんは男の子。値段が高くないカジュアルな贈りものなので大袈裟にならないよう、シンプルなラッピングにしました。ピノキオのラッピングペーパーにコットンリボンの組合せです。
後は赤ちゃんのウンチやおっぱいの吐き戻しなど、残りやすい汚れを浸けおくだけで簡単に落とす洗剤を一緒につけたり。出産後はいろいろとプレゼントを貰うので重ならないように、あとお母さんが助かるようにと考えていて、我が家の出産祝いの定番になっています。