おくるみのブログ(月: 2015年8月)
デジタルフォトフレーム
お誕生日のお祝いにとデジタルフォトフレームをお包みしました。お預りしたのはデジタルフォトフレーム本体と付属部品、フォトアルバム、手紙です。
恋人の誕生日、レストランで最後のデザートと一緒に運んでもらうのだそうです。ですのでお届けも予約してあるレストランでした。やりとりをしている間に「デジタルフォトフレームには写真データを入れてあるので、彼がどんな反応をしてくれるか楽しみ」と教えてくださいました。
ギフトボックスと箱詰めオプションをご希望でしたので、散らばってみえる付属部品は水色の薄葉紙で隠し、底に置きました。店員さんから運ばれて、ラッピングをほどいて、箱をあける、という彼をサプライズする一連の流れをシュミレーションしながら、「デジタルフォトフレームを見たときの彼の反応」というお客様の言葉に焦点をあててみました。お預りしたフォトアルバムに記されているように8/7はお花の日だそうで、デジタルフォトフレームを紙で包み、お花の切手を貼ってみました。
箱を開けたら、手紙とフォトアルバムが見えて、その下に紙に包まれたデジタルフォトフレームがあるといった流れです。一番の楽しみは最後までとっておく、という意味合いです。出来上がりの写真をお客様に送ると「仕上り、大大大満足です!」と返信くださいました。
箱詰めオプションを320円で承っておりますが、どんな風にしようか悩ましくあり、楽しい作業です。お包みするときにお客様の気持ちを知るなんだかのヒントがあればストーリー立てできるので、色々トライしています。差し上げる方との関係性が分からないと失礼になることもあるのでシンプルに仕上げていますが、注文されるときにもし宜しければプレゼントの想いなど教えてください!
サプライズは無事成功に終わったのでしょうか!?彼は彼女の愛情を感じる一日になったことでしょう!ご利用ありがとうございました!
一周年を迎えました
本日8/8でおくるみは一周年を迎えました。おかげさまで多くのお客様に支えられて1年を過ごすことができました。
インターネットを通しての注文なので、お客様にお会いすることはほとんどありませんが、注文が入るたびに「ありがとうございます」と心の中で何度も唱えるような、それはまるで祈りに近い感じで、はじめて注文を受けたときの嬉しさと安堵感、しっかりやりきるという責任感は今もあのときと変わらないように思います。
おくるみを始めたとき壁に貼った言葉があります。
「大切なのは効率ではなく贈った相手が喜んでくれること、幸せにしたいという気持ち」
「どんな注文も丁寧に誠実に。自分がされて嬉しいことをお客様に提供しよう」
ラッピングというとデパートのようにその場でササッとものの3分で包むイメージですが、おくるみはラッピングだけで20分かけています。それ以外にひとつ1つの異なる荷物を預かって、検品して、包んで、梱包して、発送となるとトータルで結構な時間がかかります。
最初はあまりの効率の悪さに悩んでしまう時期がありました。でも大切なのは効率ではなく、お客様にとっては大切な人に贈る特別な1回のプレゼント。ゆっくり、ゆっくり、焦らずに、自分がプレゼントを贈るような気持ちになって、その想いを忘れないように今でも壁に貼っています。当たり前のことなんですけどね。
そして2年目の節目に新しいサービスを開始しました。「お任せラッピングサービス」です。
贈る相手の好きなもの、好きな色、プレゼントのこだわり、記念日や年齢の数字など出来るだけ詳しく教えていただいて、特別な1つのラッピングを作ります。私にとってはお会いしたことのない方ですが、色んなエピソードをお聞きして似顔絵を描いていくような、そんなイメージ。
たかがラッピング、されどラッピング。大切な人を笑顔にしたい気持ちは必ず伝わり、何度も思い返しては温かい気持ちになる、そして明日へのエネルギーに繋がっていくと信じています。