おくるみのブログ

2019年10月29日

ラッピング教室

愛媛県から可愛い女の子がラッピング教室にやってきました。
おくるみではラッピング教室はこれまでやったことがなかったのですが
「ラッピングレッスンやってくれませんか?おくるみさんにどうしても習いたいんです!!」
しかもわざわざホテルに宿泊までしてやってくるとのこと。

まぁ!若いのに今どきこんな風に頼めるなんていいじゃない!!(おばちゃんです)
そしておくるみで習いたいという嬉しい言葉に数日悩んで引き受けることにしました。

ちょうどおくるみでもお店だけで包むのではなくて
料理やDIYを楽しむように全ての人にラッピングをもっと身近に楽しんで欲しいと思っていました。

旅行で訪れたヨーロッパではラッピング屋さんが街のあちらこちらにあって
男性も女性もプレゼントするときには自分でラッピングして贈る文化がありました。

日本ではプレゼントを贈る機会はたくさんあるのにラッピングはほとんどお店任せ・・・。
こんなに心ときめく楽しい作業なのに勿体ないなと感じていました。

(日本はおもてなし精神もあり、お店のサービスが手厚いのと
外国ではちょっとしたことも自分でやってしまうという違いがあるのかな~)

さて!ラッピング教室は3日間連続。
宿題を出し、テストも行うというスパルタです。
だってせっかく海を越え鎌倉までやって来たのです。
この3日間で基本のことは完璧にできるようにして帰したいと思っていました。

プロとして気をつけていること、
どうやったら一発で綺麗に包めるのか
教えられることは出し惜しみせず伝えました。

包みたいプレゼントを持ってきてもらって
贈りもののテーマを立ててもらい、それに沿ってペーパーとリボンを選ぶ。
渡す相手がいて、その人を思い浮かべながら選ぶペーパーとリボンは
ラッピングのテクニックを教わるのとはまた違った気持ちのスイッチが入ります。

自分でプレゼントを持ってきてもらったのも良かったです。
プレゼントはOPPに包まれた四角い紙製品だったのですが
練習用に使っていた箱と違ってOPPは滑ります。
力をかけすぎず、ほどよい力で包むことなども教えることができて
品物によって調節することがある、全ては同じようにいかないので
よい加減を見つけていくことなども伝えられたので良かったです。

3日間一緒に過ごして、私もずーっと楽しかったし、生徒さんの熱心さも伝わってきたので(せっかくの鎌倉なのにホテルで練習をしていたらしい)、最後はお別れするのが寂しくなってしまいました。

たくさんのことを一度に教え込みましたが、最後は相手を想えたかどうかが一番大切だと教えました。
ラッピングのルールよりも、綺麗に包めたかどうかよりも、相手のこと。ラッピングのテクニックに走りすぎてもいけないし、ラッピングが華美すぎてラッピングが主役になってはいけない。それさえ間違わなければ大丈夫。愛媛でラッピングの正解が分からなくなってもこれを思い出して欲しいです。

そしてラッピング教室という踏み出せなかった機会をもらって
これからラッピング教室をやってみようかなと考えています。

クリスマス前にプレゼントを持ち寄ってもらって
自分で包んでみるというのはどうでしょう?
きっと楽しい時間を過ごせると思います。

近々その案内をいたします。どうぞお楽しみに!

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