2016年6月29日

Amazon.comギフトラッピングはどんなもの?

2000円以上のお買い物で送料無料、何でも揃ってすぐに届けてくれるamazon。日常生活の買い物をamazonで済ませてしまう人は多いのではないでしょうか?じつは私もamazonヘビーユーザーです。日々の暮らしに密着しているamazonですが、他人へプレゼントを贈るときはちょっと別と考えている人もいるようです。

1.amazonで購入したことを知られたくないという投稿が目立つ

普段は自分用に買い物をするので、amazonのギフトラッピングってどんな感じなのか心配になりますよね?質問投稿サイトでも包装紙にはamazonロゴが入っているのか?段ボールはamazonロゴ入りで届くのか?明細書には金額が明記されたままなのか?を確認する投稿がいくつも見当たりました。プレゼントなので金額を相手に知られたくないのはもちろんですが、amazonで購入したこと自体を知られたくないという投稿が目立ちました。
実際、当店のラッピングサービスを利用されるお客様にはamazonで購入したものが送られてくることがよくあります。プレゼントはamazonで購入するけれど、ラッピングサービスは利用しない、一体amazonのギフトラッピングとはどんなものなんでしょう。

2.amazonのギフトラッピング試してみました

amazonのギフトラッピングは商品代金や送料と別に308円支払えば、メッセージカードを付けてラッピングしてくれる有料サービスです。複数の商品を1つにまとめることはできませんので、1つの品物をラッピングしてもらうことになります。実際、子供用の靴を購入してみて、どんな感じで届くのか試してみました。

商品はamazonのロゴ入り段ボールで届きました。封をきると、明細書とくしゃくしゃのザラ紙が出現します。明細書には金額は書かれていません。その両方を取り去ると、ラッピングが入っていました。
amazon明細書

ラッピングはamazonギフトラッピングの注文時に紺色を選んだので、子供靴は紺色の巾着に入っていました。巾着の生地は厚手でしっかりしています。紐を横に引っ張って、蝶結びをするリボン一体型の巾着です。ギフトタグは白の二つ折りでカードを開くと指定したメッセージが印刷されています。カードや巾着にamazonのロゴはありません。308円でここまでやってくれるサービスは安いなという印象です。

amazonラッピング

徹底的に無駄を省いて利益をだすということで有名なamazonがここまで頑張ってラッピングをしているのに感心した一方、無機質さを感じてしまいました。同じ商品を買うなら他店より1円でも安く買いたいのは当然のことですし、何でも揃うamazonはとても便利です。しかしボタンひとつで、購入からラッピング、配達に至るまでシステムチックに完了してしまうことに、ラッピングとは関係のない部分で寂しさを感じてしまうのです。インターネットでの買い物が当たり前の世の中で、そこは仕方のないことですが、amazonというサイトがあまりにも便利で、簡単に商品が購入できてしまう…。しかしながら便利さは、他人にプレゼントを贈る行為と真逆なのです。

3.贈りものには温かみが必要

他人にプレゼントを贈る行為は、おめでたい出来事があって、その喜びを形で表したいと、心から湧き上がってくるのが「お祝い」です。プレゼントは用意する時間も心を込めて、手間暇を惜しむものではないとされています。贈り物の礼法では、贈り物を選び、自分で包装して、大安の日を選んで相手の家まで訪問するのが習わしでした。

手間暇をかける贈りものは理想ではありますが、忙しい現代なかなかそういかないのも事実。便利なサービスを利用したとしても、手紙を添える、プレゼントを持参する、自分でラッピングしてみる、選んだ商品のエピソードを伝える、いくらでも温かみを伝えることはできます。ちなみにamazonのギフトタグはメッセージを送らなくても付いてくるので、手元に届いてからメッセージを書くのも一つの方法です。

amazonギフト
画像左下:amazonのギフトタグ。メッセージを空欄にして後から手書きするのもおすすめ

贈りものの目的や用途は人それぞれなので、amazonのラッピングでも十分だという意見もあるでしょう。amazonで購入したかどうかバレるか、バレないかを気にするのであれば、ここまで有名なamazonなので、勘のいい人ならロゴが入っていなくてもamazonだと分かると思います。商品がむき出しでなければ何でも構わないというのであれば、308円のラッピングはとてもいいサービスでしょう。だだし結婚祝いや出産祝いなど特別なお祝いには、注意が必要で、人によっては不愉快に感じてしまうこともあります。その場合、一度自分の手元に取り寄せて、無地の段ボールに入れ替えて郵送したり、手書きのメッセージカードを添えるなどして、amazonから贈呈先に直送するのは控えたほうがよさそうです。

4.まとめ

○ラッピングは巾着タイプでamazonロゴはなし
○段ボールはamazonロゴあり
○明細書には金額明記なし
○メッセージを送ればギフトタグを付けてくれる
○気軽な贈りものには十分なギフトラッピングだが、特別な贈りものは段ボールを入れ替えたり、持参して渡した方がベター

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