出産祝いで陶器のラッピングを承りました。ティーカップとソーサーの3組です。割れものですので、陶器同士がぶつからないようにエアパッキンで壁を作り、その上にタッセルパッキン(紙を細く切った緩衝材)で囲っています。
品物をお預りしたとき、ティーカップとソーサー1セットずつが箱に入ってたので、箱をそのまま生かし3箱を重ねて1つにまとめるか、新しい箱に入れ替えて1つにまとめるかを相談させていただきました。新しい箱にすべてをまとめた方が、受けとる方が1つひとつの箱を開く手間も省ける&コンパクトになるので、そちらをお選びくださいました。
割れものを扱うときには、箱の蓋を閉じたあとに揺すってみて、品物が動かないかどうかを確認します。このとき動いてしまうとすき間があるということなので、さらにエアパッキンを詰めていきます。ラッピングを終え、段ボールの中にもエアパッキンを敷きます。
あとは配送ドライバーさんにお任せするしかないのですが、念には念を、当店負担で配送保険に入ります(割もののみ)。保険に入らなくても保証はされるのですが、せっかくのプレゼントが割れていたらプレゼントする人もされる人もがっかりしてしまうと思います。だからドライバーさんに「この荷物を大切に扱ってください」の想いを込めるつもりでそうしています。
大切な想いが大切な人に無事届きますように…。

星座が描かれたカラフルなカップ&ソーサー。お手紙と説明書を添えて…

ラッピングはComing Baby
ボールペンとカートリッジをプレゼントされるということなので、ラッピングオーダーいただきました。
ラッピング:キャメル
ギフトボックス:購入する
箱詰めオプション:お店にお任せ
まずはボールペンが入るギフトボックスを選びました。ギフトボックスにそのまま入れるだけではすき間がありすぎる&箱を開けたときに中身がバラバラと動いて綺麗に見えないという点で箱詰めを施しています。まずは台紙を使って底上げをします。万年筆やインクの絵柄のラッピングペーパーがあったので、ニカワで貼りつけ、それを土台にしました。上下のすき間はそれで固定OK。今度は天地左右です。インクのカートリッジが小さく動いてしまうので白のリボンで押さえて完成です。

箱を振ってもこのままの状態をキープできるように工夫しました。ボールペンにゴールドのリボンも巻きました。
外側だけでなく、中身も美しく…
プレゼント喜んでいただけますように!
近くに勤めているので直接お伺いしてもよいですか?とのお問合せがあり、ラッピングを承りました。すぐにお渡ししたかったので30分待っていただくことに。
以前勤めていたお店ではお客様がラッピングする姿を見ながら待っている、なんてことは当たり前だったのですが、時間を気にしながら久しぶりの緊張感を味わいました。
ラッピングはナンバーという商品。4つまでの数字が選べるので記念日の日付や年齢を飾れるというものです。お相手の方は24歳のお誕生日を迎えられるとのことなので「24」の数字を選ばれました。
プレゼントの中身は時計とのこと。喜ばれるといいですね!
出産祝いにいただきました。
なんと!ドライフラワーが散りばめられたラッピング!!
このブログに何度も出てくる以前の職場の先輩からです。
ラッピングの相談にのってもらったり、ときにはラッピングアイディアを探しに都内の雑貨屋巡りをするそんな仲。「ドライフラワーを使ったラッピング提案をしたい」と以前話したことを覚えていてくれて「やってみたよー」とはるばる鎌倉まで会いにきてくれました。
あまりにもロマンティックな仕上がりにうっとり…そしてワーキャー言いながら喜びました。
こんなプレゼントを貰うと喜びは何十倍にも広がりますよね。
プレゼントは桜の木の食器たち。子どもが生まれたのは桜が満開のころ。
実はこのプレゼントを購入したのは去年だったそうで「私ったら気が早すぎるよね」なんて言いながら本人は照れていましたが、生まれることを心待ちにしてくれていたのが伝わり、そして桜の満開の時期が重なって、そんな偶然がまた嬉しい。

外装はシンプル。リボンにカードが挟んであって…

箱を開けると絵本が登場。この時点ではドライフラワーが見えない。それがまたニクイ(笑)

絵本を持ち上げると、ドライフラワーが登場。下には桜の木の器が埋まっている。
嗚呼…すてき。どうもありがとう。
約1ヵ月半の産前・産後休暇をいただいて、本日5/1より営業再開しています。
おかげさまで元気な子を授かり、新米お母さんの日々を過ごしています。
仕事と育児を両立させるのは大変かも知れませんが
母として子に捧げる愛や喜び、そういった感情をプラスしながら
新たなラッピングサービスを提供できるといいなと思います。
生まれたての赤ちゃんを優しくそっと抱くように、大切な人の心を温もりで満たしてあげたい…そんな想いから「おくるみ」という屋号をつけました。
子どもをおくるみに包んでいると熨斗(お祝儀袋右上についている飾り)に似ていると感じます。本来おめでたい行事に「のしあわび=鮑をうすく剥いて干したもの」を紙で包んでいたものが簡略化され今の形になりましたが、子どもをおくるみに包むたびに、子どもは天からの賜り物であり、「子は宝」というように尊いものだからこそ、日本の贈り物文化と同じように真っ新な白い布に包んだのではないでしょうか。真偽のほどは分かりませんが、おくるみで赤ちゃんを包むと、その形が熨斗に似ていることに嬉しくなりました。
これからもどうぞ「おくるみ」をよろしくお願いします!